まとめ──不安の総量ではなく、証拠の構造を見る

  • 逮捕リスクは、発覚リスクと処罰・逮捕リスクを切り分け、「相当な理由→必要性」の順に逆算して見積もる。
  • 特定には数週間から数か月かかり、特定されても証拠が弱ければ任意の呼び出しで止まるのが通常。
  • 捜査は在宅なら期限なく進み、身柄事件は最長23日で起訴・不起訴が決まる。勾留請求前の初動が勝負。
  • 示談は成立のタイミングで効果が変わる。示談を装った恐喝的要求には、その場で応じない。
  • 起訴後は保釈と執行猶予が焦点。罰金でも前科になるため、起訴前の不起訴を最優先に目指す。
  • 供述調書は、黙秘権・訂正申立て・署名拒否の権利を知ったうえで、署名前に一字一句確認する。

刑事事件は、初動の一つひとつが結果を大きく左右します。過度に恐れて疑心暗鬼に陥る必要はありませんが、楽観して動かないのも危険です。

この記事を書いた人

藤本 顯人(ふじもと けんと)
第一東京弁護士会所属
警察官として勤務しながら予備試験・司法試験に合格し、弁護士に。
捜査の現場経験をいかし、刑事弁護に注力しています。

クラリア法律事務所
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